
特別セッションⅠ | Special Session I
趣旨 | Summary 「国際教育が牽引するダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン」 開催日時 Date and Time:8月7日(水) (14:20-15:20), Wednesday, August 7 (14:20-15:20) 基調講演:「多様性を尊重するという曖昧さ: 異文化感受性発達理論からひも解く」 ダイバーシティ・エクイティ・インクージョン(DEI)という言葉は、日本においてもさまざまな文脈で語られるようになりました。最近ではDEIの推進を社会的使命として掲げる企業・高等教育機関等も増えています。そこで語られる理念(例: 立命館大学D&I 総長声明)は、私たち国際教育に関わる教職員が目指してきた教育観と親和性の高いものでもあります。 今回の基調講演およびパネルディスカッションでは、DEIの考え方を国際教育の文脈から捉え直すことを試みます。基調講演にはメーカー亜希子氏(Principal, Interculturalist, LLC)をお迎えし、異文化感受性発達理論の観点から「多様性を尊重する」という表現のあいまいさをひも解いていただきます。パネルディスカッションでは、基調講演の内容を国際教育実践にひきつけて議論し、DEIにおける国際教育関係者の役割について考察していきます。 ※特別セッションⅠは、対面での実施に加えて、オンライン(Zoom)でも無料で配信いたします。 詳しい情報は、参加登録後にご案内いたします。 登壇者 | Guest Speaker メーカー亜希子 Akiko MAEKER インターカルチュラリスト プリンシパル Principal, Interculturalist, LLC パネルディスカッション登壇者 | Panel Discussion Speakers ファシリテーター Facilitator: 堀江未来 立命館大学グローバル教養学部 教授 | Miki HORIE, Professor, College of Global Liberal Arts, Ritsumeikan University 登壇者 …

特別セッションII | Special Session II
趣旨 | Summary 「大学の国際化促進フォーラム」特別セッション Japan Forum for Internationalization of Universities Special Session 「大学の国際化が生み出すソーシャル・インパクト: JVCと大学の国際化促進フォーラムのネクスト・ヴィジョン」 The Social Impact of University Internationalization: The Next Vision of Japan Virtual Campus (JV-Campus) and Japan Forum for Internationalization of Universities 開催日時 Date and Time:8月8日(木) (13:00-15:00), Thursday, August 8 (13:00-15:00) 司会 Facilitator:山下範久 Norihisa YAMASHITA | 学校法人 立命館 常務理事(企画担当)・国際連携室長 グローバル教養学部教授 Executive Trustee …

Protected: 8月26日 | Sample Workshop
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Workshop A
Workshop A | 8月25日 (木) (09:00-12:00)

Session 10
Session 10 | 8月27日 (土) (10:40-12:00)

Session 12
Session 12 | 8月27日 (土) (14:40-16:00)

Session 1
今日、どの教育レベルでも対面やオンライン、そして正課内外を問わず、国際教育プログラムが急激に拡大しています。その中で、さまざまな形で提供される異文化体験の機会は、学生・生徒にとって真に意味のあった学びにつながっているのか確信が持てず、疑問を抱えたまま、教育実践を続けている人は多いのではないでしょうか? 本セッションでは、新しい時代の国際教育を切り開くために設立された研究・教育チームであるBRIDGE Instituteが過去に開催した「国際教育の理念と実践を学ぶワークショップ」の要点をダイジェストで紹介するとともに、参加者間のディスカッションを通して、異文化感受性にもとづいた国際教育の理論と実践の両面のアプローチとその重要性について理解を深めることを目指します。具体的には、「異文化体験から学ぶとはどういうことか?」、「学習者の学びを促す仕組みづくり」、「多文化間共修の狙いと仕組み」、「海外留学の分類」、「キャンパス内の学生主体の国際交流・共修活動」、「高等学校で留学事前・事中・事後指導」などのテーマに分けて、さまざまな理論と実践例を紹介していきます。 これまでのBRIDGE Instituteのワークショップには、小中高大や日本語学校だけでなく、海外研修旅行を企画する企業などからも多くの参加がありました。参加者の多くはそれぞれの立場から自分なりの答えを見つけ、他の参加者と共有・議論し、新たな観点を得、現場に戻ってさらに豊かな実践を展開しています。例えば、「海外研修を実施しているが、学生は海外体験から実際何を学んでいるのか?」、「外国人留学生と国内学生の交流機会を作っているが、教育的に意味のある交流になっているのか?」、「異文化接触を通じて得た学びを、キャリアも含めた長期的な視点でさらに伸ばすにはどうしたらいいのか?」など、このような疑問を持っていたら、本セッションに参加することで何かしらの考えの道筋が見つかると思いますので、是非ご参加ください。

Session 2
本セッションでは、留学生の入国から日本での就職までを見据えた日本語教育のニーズを知り、大学は何ができるのかを各参加者の所属する教育機関で考えられるよう整理することを目的としています。 すでに私立大学の50%が定員未充足と言われ、大学院においては都市部の国立大学でさえも留学生なしでは、すでに成立しなくなっているのが現状です。このような状況下、2033年外国人留学生40万人という数字も政府より示され、多くの大学が留学生の受入れを拡大していくことは時代の潮流と言えます。 一方で、大学の生き残り策として、強引に留学生数を増加させたことによって在籍・在留管理問題等を引き起こしてきたことも周知の事実です。さらに、学修支援・キャリア支援の面でも多くの課題を抱えていることが報告されています。 このような状況でポイントとなるのが、日本語教育とそれをどのように大学学部もしくは大学院での学びと接続・連携をさせていくかです。 本セッションでは、日本語教育と大学学部・大学院での学びの連携にあたり、大学が設置する日本語教育機関である留学生別科、日本語教育センター(以下、別科等)に着目します。まず、留学生別科等の概要とそれらが直面している「日本語教育認定法」への対応について概観します。次に、大学の視点から、日本語教育と大学学部・研究科への接続・連携の事例について紹介します。そして、留学生別科等から学部・大学院での学びへの接続、キャリア支援までを見据えた教育課程を提案します。最後にフロアを交えて留学生40万人計画時代の日本語教育と大学学部・大学院の連携についての具体的方策について議論したいと思います。

Session 3
「グローバル人材育成推進事業」、「スーパーグローバル大学創成支援事業SGU」、毎年の「大学の世界展開力強化事業」から、今年度の「ソーシャルインパクト創出支援事業」、またそのバックボーンとなっているJ-MIRAIまで、教育プログラムの実施回数/派遣・受入数(=アウトプット)がこれら事業の主たる評価基準となっています。 これらの事業を申請、計画し、また実際に実施する過程で、彼ら/彼女ら個々人と実際に接してきた「現場」の教職員は、「経験から実感」として、事業による教育機会提供が、学生に大きな影響を与えてきたことを実感しています。他方、参加者の変化/学びの「現場」に接していない、文科省、大学執行部、JASSO(短期プログラム奨学金がなくなって困っておられませんか?)に、どのようにこれらの変化を説明/証明すれば良いのでしょうか。 一方で「現場」の教職員は、教育プログラムの学習成果とは何であったのを明確に説明できてこなかったのではないでしょうか。異文化に関する知識の取得?また、変化したのは、いわゆる「Global/Intercultural Competency」だけだったでしょうか。参加した学生全員が望ましい方向に変化したでしょうか(夏目漱石の例は?)。 このセッションでは、学習成果の可視化という視点から、プログラム終了後の満足度調査の次のステージとして、プログラム前後の調査・測定と比較を通じた、より信頼性を伴った調査手法の採用、調査結果を利用して学習者にフィードバックを行う教育的介入の可能性について紹介します。 1. 上記のようなアウトカムに基づくアプローチを採用する際に考慮すべき事項 ・客観的尺度導入の可能性 ・調査・測定対象(eg. Global/Intercultural Competency)の定義とは ・時間的/財政的/リソースによる制約にどのように対処するのか ・調査・測定結果をどのように活用(教育・報告・FDなど)できるか ・継続的な実施の重要性 2. アウトカム測定に関する概念整理/利用可能なツールの特徴紹介 ・直接評価/間接評価 ・アンケート/満足度調査 ・ルーブリック ・JAOS、PROG、SRSA、GPS-Academic、BEVIなど

Session 4
大学での学びは、学習者にとっては本来、小中高で積み上げた学びの先にあるものですが、大学教育に関わる教職員にとって、初等中等教育の急激な変化についての情報に接する機会は多くありません。 本セッションでは、まず、近年の初等中等教育の政策動向について紹介し、「主体的・対話的で深い学び」という言葉に象徴されるような新たな学びに大きくシフトしている学校現場の状況を捉えつつ、立命館学園附属校(小中高)での国際教育の事例を紹介していきます。立命館学園の各附属校では、附属校である強みを生かして多様な国際教育の実践に取り組んできました。その成果と課題点について、大学教育への接続という観点から議論しつつ、参加者間でのディスカッションや質疑応答を通して、私たちが出会う大学1年生の一人ひとりの多様な国際教育経験を理解し、「学習者像のアップデート」を図ります。