国際教育で育む異文化感受性: 多文化環境での対話的で深い学びのために
Date/Time: 8月7日 (水) Wed, Aug 7 (09:00-10:20)実施方法 Method of Presentation: 対面 / Face to face
Language: 日本語 Japanese
Pre-assignment: なし / None
備考/Remarks: 本セッションは、これまで教育機関で国際教育実務を担当されてきた方を対象として実施します。
Abstract 概要
今日、どの教育レベルでも対面やオンライン、そして正課内外を問わず、国際教育プログラムが急激に拡大しています。その中で、さまざまな形で提供される異文化体験の機会は、学生・生徒にとって真に意味のあった学びにつながっているのか確信が持てず、疑問を抱えたまま、教育実践を続けている人は多いのではないでしょうか?
本セッションでは、新しい時代の国際教育を切り開くために設立された研究・教育チームであるBRIDGE Instituteが過去に開催した「国際教育の理念と実践を学ぶワークショップ」の要点をダイジェストで紹介するとともに、参加者間のディスカッションを通して、異文化感受性にもとづいた国際教育の理論と実践の両面のアプローチとその重要性について理解を深めることを目指します。具体的には、「異文化体験から学ぶとはどういうことか?」、「学習者の学びを促す仕組みづくり」、「多文化間共修の狙いと仕組み」、「海外留学の分類」、「キャンパス内の学生主体の国際交流・共修活動」、「高等学校で留学事前・事中・事後指導」などのテーマに分けて、さまざまな理論と実践例を紹介していきます。
これまでのBRIDGE Instituteのワークショップには、小中高大や日本語学校だけでなく、海外研修旅行を企画する企業などからも多くの参加がありました。参加者の多くはそれぞれの立場から自分なりの答えを見つけ、他の参加者と共有・議論し、新たな観点を得、現場に戻ってさらに豊かな実践を展開しています。例えば、「海外研修を実施しているが、学生は海外体験から実際何を学んでいるのか?」、「外国人留学生と国内学生の交流機会を作っているが、教育的に意味のある交流になっているのか?」、「異文化接触を通じて得た学びを、キャリアも含めた長期的な視点でさらに伸ばすにはどうしたらいいのか?」など、このような疑問を持っていたら、本セッションに参加することで何かしらの考えの道筋が見つかると思いますので、是非ご参加ください。
Speakers 発表者:
BRIDGE Institute メンバーBRIDGE Institute