学生と共に創る、魅力ある「国際共修」
Date/Time: (09:00-12:00)実施方法 Method of Presentation: 対面 / Face to face
Language: 日本語 Japanese
Pre-assignment: 事前に資料を読み、基礎知識を身につけたうえで参加してもらう
備考/Remarks:
Abstract 概要
このワークショップでは、留学生と国内学生が共に学びあう「国際共修」について、参加者が意見交換をしながら理解を深め、ファシリテーターとして参加する学生を交えて、授業やプログラムを一から創り上げます。高等教育機関はもとより、中等教育や企業で、異文化・多文化理解の促進に従事されている方々にもご参加いただけます。
学習者がディスカッションやグループワークなどの協働を通して、価値観や物事へのアプローチ、またコミュニケーション・スタイルの相違・類似に気付き、言語や文化を越えて相互理解を深める学習機会が「国際共修」です。国際共修を取り入れた授業・活動実践は、留学生数の増加や教育の国際化の進展で、我が国でも、近年、特に増えつつあります。コロナ禍の影響で、授業・活動がオンライン化され、国際共修の多様化が進展しました。今後、留学生の受け入れ再開が本格化しますが、ニューノーマルに適した国際共修実践はどうあるべきかを考えながら、協力し合いながら授業・プログラムをデザインします。
本ワークショップでは、参加者自身が専門、所属組織、職業やステータスを越えて学び合うスタイルで、国際共修の価値や課題について議論し、考察を深めます。国際共修の概念や留意点、また教育実践事例はオンライン教材を用いて事前に学習し、ワークショップでは、参加者による学び合いを取り入れたグループ活動を中心に行います。国際共修経験豊かな現役の大学生・大学院生が、学習者視点のインプットで、授業・プログラム開発をサポートします。最後に、それぞれのグループで行った協働の成果を発表し合い、本セッションで得られた学びを振り返ります。また、国際共修に関心を持つ国際教育・支援者間のネットワークの形成にも努めます。是非ふるってご参加ください。
Speakers 発表者:
末松 和子 Kazuko SUEMATSU東北大学 副理事、高度教養教育・学生支援機構 教授
Associate Executive Vice President, Professor, Institute for Excellence in Higher Education, Tohoku University
髙橋 美能 Mino TAKAHASHI
東北大学 高度教養教育・学生支援機構 准教授
Associate Professor, Institute for Excellence in Higher Education, Tohoku University
渡部 留美 Rumi WATANABE
東北大学 高度教養教育・学生支援機構 准教授
Associate Professor, Institute for Excellence in Higher Education, Tohoku University
米澤 由香子 Yukako YONEZAWA
東北大学 高度教養教育・学生支援機構 准教授
Associate Professor, Institute for Excellence in Higher Education, Tohoku University
中野 遼子 Ryoko NAKANO
東北大学歯学研究科 特任講師
Specially Appointed Lecturer, Graduate School of Dentistry, Tohoku University
小嶋 緑 Midori KOJIMA
東北大学 高度教養教育・学生支援機構 特任助教
Specially Appointed Assistant Professor, Institute for Excellence in Higher Education, Tohoku University