Session 5


海外派遣留学の危機管理 Crisis Management for Study Abroad Programs

Date/Time: 7月21日 (金) Fri, Jul 21(09:00-10:20)
実施方法 Method of Presentation: 対面 / Face to face
Language: 日本語 Japanese
Pre-assignment:


Abstract 概要

大学は海外派遣留学の本格的な再開に伴い、多様なリスクに対していかに備えるか、改めて危機管理への関心が高まっています。国境を越え拡大する感染症はもちろんのこと、留学派遣者個人の心身の不調、デモや暴動といった治安情勢、地震などの自然災害、そして突発的に起こる事故・事件に至るまで、大学はあらゆる危機事象を想定し、最大限の方策を講じなければなりません。また昨今ではSNSの発展に伴い、リスク事案がどこで発生しようともニュースが瞬時に世界中を駆け巡るため、大学にはこれまで以上の即応性・的確性も求められています。
本セッションは、こうした今日的課題の中、大学で留学交流の危機管理の第一線に携わる職員を招き、それぞれの大学の体制や学生への啓発活動、危機管理会社や保険会社との連携、そして危機対応の実例などの紹介を通じて、参加者の知識の習得および実践力の養成を目的とします。また、業務従事者がどのような課題や不安を抱えているのかを共有し、参加者と共に議論することを通じて、大学側の危機管理に関する視野を広げます。
本セッションは、新たに大学で留学業務や危機管理業務に携わることになった職員や、この数年間の「空白期間」で業務をスムーズに継承できなかった方を主な対象とした初級者向けのプログラムですが、リスクマネジメントのご経験が豊富な教職員等、関心のある方はどなたでもご参加いただけます。



Speakers 発表者:

川瀬 千恵美 Chiemi KAWASE
南山大学 国際センター事務室 派遣留学係長
Chief Officer of the Study Abroad Section, Office of the Center for International Affairs, Nanzan University
鳥山 直子 Naoko TORIYAMA
関西学院大学 国際連携機構事務部課長(国際教育担当)
Head, Outbound Programs, Center for International Education and Cooperation(CIEC), Organization for Worldwide Collaboration, Kwansei Gakuin University