Session 10


国際学生寮プログラムから見えてくるグローバル・シチズンシップ育成の可能性 The Potential of Programs in International Student Dormitories for Fostering Global Citizenship

Date/Time: 8月27日 (土) Sat, Aug 27(10:40-12:00)
実施方法 Method of Presentation: オンライン / Online
Online 定員 Capacity: 100
Language: 日本語 Japanese
Target level: 全レベル All levels
Format of presentation: パネルディスカッション Panel Discussion
Pre-assignment: なし No


Abstract 概要

昨今、日常の中で多様性を学び、グローバルに触れていくことができる「国際学生寮」が注目されています。スーパーグローバル大学創成支援事業においても、キャンパスの国際化として、早稲田大学の「混住型学生宿舎の充実」や、九州大学の「多文化共生宿舎」、立命館アジア太平洋大学の「1300人が暮らす国際教育寮」など、さまざまな取り組みが紹介されています。

新型コロナウイルスによる影響で、2020年3月に日本政府は新規入国制限を導入し、一時的な緩和もありながらも、その状態が約2年続きました。日本学生支援機構によると、2019年5月には31万2214人いた大学や日本語学校で学ぶ留学生の全体数は、2021年には、24万2444人と減少しています。その時期は、国際学生寮においても留学生入居者が激減していました。そうした状況から、今年の3月から、入国制限が緩和され、留学生が続々と入国、そして、国際学生寮に入寮しています。

本セッションでは、思いがけない出会いもある「まちのような学生寮」をコンセプトに、2019年に誕生した神奈川大学の国際学生寮「栗田谷アカデメイア」、そして、学生が自ら創り、交流を通じてお互いの成長を促す国際交流宿舎として、2022年に誕生した東洋大学の国際学生寮「AI-House HUB-4」を中心に話を深めていきます。それぞれの国際寮で、寮生たちを繋ぎ、ビジョンの達成に向けた中心的役割を果たしているRA(レジデント・アシスタント)から、今年の4月に入寮してから感じた国際寮の魅力について、自らの体験を通じた成長や寮生の変化などの気づきとともに話してもらいながら、寮で行われている教育プログラムやそこから生まれたアクションについてなどを共有してもらいます。

話題提供・進行を務めるGiFTは、グローバル・シチズンシップ(世界をより良くする志)育成をテーマに国内、そして海外7か国で、教育の場づくり、研修などを手掛けています。本年度からは、国際学生寮において、RAトレーニングや国際寮教育プログラムを通じたグローバル・シチズンシップ育成を行っています。後半では、プログラム担当のダイバーシティ・ファシリテーターからも話題提供を行い、GiFTの提唱する『グローバル・シチズンシッププロセス』に基づいたアプローチでについても触れていきます。

RAや学生たちの変化・変容を通して、「なぜ今、混住寮における教育の場が生まれているのか」という問いを深め、これからの国際学生寮におけるグローバル・シチズンシップ(地球市民性)育成の可能性を模索していきます。



Speakers 発表者:

辰野 まどか Madoka TATSUNO
一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト (GiFT)
Global Incubation x Fostering Talents
鈴木 大樹 Taiju SUZUKI
一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)
Global Incubation x Fostering Talents
RA(レジデント・アシスタント)である大学生(神奈川大学・東洋大学より)