Session 9


ニューノーマル期の大学間交流: 若手の国際担当教職員の視点 Inter-institutional Exchange Programs in the New Normal Era: Exploring from the Perspectives of Young Faculty and Staff Members

Date/Time: 8月27日 (土) Sat, Aug 27(09:00-10:20)
実施方法 Method of Presentation: ハイフレックス / Hybrid-Flexible
Face-to-face 定員 Capacity: 30
Language: 日本語 Japanese
Pre-assignment: なし No


Abstract 概要

本セッションは、国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B) 研究代表: 近藤佐知彦教授)「大学間教育交流のニューノーマル:各種プログラムの再定義」の研究の一環として実施する。本研究では、日本と縁が深い地域の研究者や実践者と日本の若手研究者とが、学生交流再開に向け議論を深めつつ共に情報収集や分析に取り組むことで、共通ビジョンの基盤となる「大学間交流のニューノーマル」について認識を共有し、大学教育の次なる時代のグローバル化のあり方を探索することを目的としている。
2021年2月から5月末にかけて、国内の大学教職員を対象に記名アンケート調査を実施し、ニューノーマル期における大学間交流をどのように再開するのかについて意見を徴した。本アンケート調査は大学教職員を対象に実施した。ただし、本アンケートは各大学一名ずつの回答を集めた記名アンケートであり、意思決定に関わる教職員や、上席者の指示を受けた職員によって回答されている。したがって大学政策の意思決定をするシニアの教職員の声が大きく反映されており、若手の国際担当教職員がニューノーマル期の留学をどう捉えているのかという若手の視点が反映されていない。
本セッションは、若手の国際担当の教職員を対象にし、これまで実施したアンケート調査を共有しながら、若手の大学教職員がニューノーマル期の留学をどう捉えているのか、またどのような期待や不安を抱えているのか、議論や共有することで、将来にわたって日本の留学交流をになう若手教職員の視点から「ニューノーマル期の留学のあり方」を探索したい。



Speakers 発表者:

近藤 佐知彦 Sachihiko KONDO
大阪大学
Osaka University
石倉 佑季子 Yukiko ISHIKURA
大阪大学
Osaka University
櫻井 勇介 Yusuke SAKURAI
広島大学
Hiroshima University
仙石 祐 Yu SENGOKU
信州大学
Shinshu University
中野 遼子 Ryoko NAKANO
東北大学
Tohoku University