7月17日 特別セッション 2 | July 17 Featured Session 2

留学の成果を最大化するための学生ネットワーク ートビタテハウス6年の軌跡から学ぶー The Student Network That Maximizes the Impact of Study Abroad Experience – A Short History of Tobitate House –


日時 Date/Time : 7/17 15:30-17:00 (90min)
定員 Capacity: 200(zoom上限)
使用言語 Language: 日本語 Japanese
目標水準 Target Levels: 全レベル All levels
プレゼンテーション形式 Format of presentation: -
事前課題 Pre-assignment: なし No

Abstract 概要

留学は、国際的な感覚や語学力の向上に寄与することに加え、社会貢献意識、起業家精神、リスクテイクする力など、VUCAの時代において求められる多様な能力の育成する機会としてとらえられている(横田他、2016)。一方、学生にとって「留学したい」というエネルギーがそのモチベーションであることは間違いなく、帰国後には「その経験を活かして上手に就活」することが一般的であるとも言える。今日では多くの大学で、留学経験を持つ先輩が後輩に自身の経験を伝え、学生同士が刺激しあうような取り組みが進められている(「留学のすすめ.jp」など)。

このセッションでは、留学をきっかけとしてボランタリーに集まった若者のネットワークの一つとして、トビタテハウスを紹介する。「トビタテ留学ジャパン!」奨学金の受給者を中心に、東京に立ち上がり、創設6年目を迎え、いま役割を変えながら全国に展開しつつある。所属大学や留学先を問わずに集まった若者同士が、留学前から留学後まで継続的に関わることで、留学のモチベーション、得られる能力、帰国後の更なるアクションにつなげてきた。起業・海外大学院進学・マイプロジェクトの運営など「留学後」の活動が非常に活発なことが特徴だ。

立ち上げ人、ハウスマネージャー、アクティブに活躍する住人などのスピーカーにより、留学の成果を最大化するコミュニティの意義と将来に課題について意見交換する。留学を通じて学生をエンパワーするため、将来にわたって大学が果たすべき役割について議論を深めていく。


Speakers 発表者

中川瑛 Ei NAKAGAWA
株式会社ちえもの代表
CEO, Chie-mono.inc

中山健太 Kenta NAKAYAMA
IT企業 SE/トビタテハウス運営
Sales Engineer, IT Corp. & Manager, Tobitate House

馬本寛子 Hiroko MAMOTO
IT記者
IT Journalist

司会 Moderator
芦沢真五 Shingo ASHIZAWA
東洋大学国際学部教授
Professor, Faculty of Global and Regional Studies, Toyo University